羊毛から作られるウールは、カーテンに使われる機会はあまりありませんが、シックで温かみがある室内を演出することが可能です。
また、クリンプと呼ばれる縮れた繊維が空気を大量に含むため、熱伝導率が少なく保温性に優れるという特徴もあります。
加えて、撥水性にも優れるため汚れにくいというメリットもあります。
このような特徴があるため、ウール生地は特に秋や冬におすすめのカーテン素材となりますが、一年中することも可能です。
一方で、ウールは繊維同士が絡まりやすいため、使用年数が経過するとともに徐々に毛玉が目立っていきます。
さらに、洗濯によって縮む恐れがありますし、天然素材なので虫食いにあうリスクも高いため注意が必要です。