アクリル生地は、合成繊維の中で最もウールに近い性質を持っており、ふっくらと柔らかく弾性回復力が強いという特徴があるので、ウール生地のカーテンには柔らかな風合い・シワになりにくい・薬品や虫に強い・縮みや型崩れがしにくいといったメリットが生まれてきます。
また、アクリル生地カーテンには毛玉ができやすい・静電気が起きやすい・火や熱に弱い・吸水性や吸湿性が低いといったデメリットもあるため、利用する際はこういった点を把握しておくことが大切になります。
アクリルは、ニットや靴下などによく使用される素材で、アクリルロニトリルという石油から作られていますが、カーテンでは他の繊維と混紡して使われることが多くあります。